お弾き初め

本日、お弾き初めにご出演いただきました皆様、本当にありがとうございました。
皆さん、お忙しい中で貴重なお時間を割いていただき、このようにして非日常のひとときをお過ごしいただいたことは、本当に嬉しい限りです。
ここまで限られた時間の中でしたが、なんとか皆さんの三味線の上達にお手伝いできたことも、とても嬉しいことです。
三味線への関わり方は人それぞれかと思いますが、わたしは自分の経験から、三味線が皆さんの「人生のうるおい」となってくれれば、と常日頃から思っております。
「生きがい」とまではいかなくても、仕事や人間関係、学校や親戚付合といった日常の中で、何か別に重心の置き所がある、ひととき全て他のことを忘れられる瞬間があるというのは、とても素晴らしいことだと思います。
かつて私も成長著しいコンピュータの企業に身を置いていましたが、変化激しい激務に従事する中で、心身のバランスを保つ拠り所なったのが、邦楽であり三味線でした。
特に、効率と労働生産性が求められ、人が人として扱われない現状であるからこそ、個々の皆さんには自己の普遍的な価値創造(これは時に「自分磨き」などとやや批判的に揶揄されますが)に惜しみなく投資して欲しいと思うのです。
何はともあれ、今日の「松の緑」では、総勢10名の三味線に思わず笑みがこぼれ、「テキスト」では初めて間もないながら必死で三味線に向かい合う皆さんの様子に喜びを感じ、「末広狩」「五郎」では少人数ながら、力強いバチさばきに心強さを感じたひとときでした。
都鳥、藤娘、岸の柳、吾妻八景の各曲は、それぞれ難曲ながら、よく曲調を捉え、日頃の成果が十分現れていたと思います。
本当に、拙いながら日々指導させていただく側の私にとっては至福のひとときでした。
私自身もまた、勉強中の身であることは、今日の演奏をご覧いただきましたら、よくお分かりになられたことと思います。
私自身、今後も試行錯誤を続けて参りますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
三味線教室講師 穂積

お弾き初め” に対して2件のコメントがあります。

  1. 片山純子 より:

    15日、お疲れ様でした。ありがとうございました。
    休憩時間も待たず、またご挨拶もせずにお先に失礼させて頂き申し訳ありませんでした。
    やはり慣れない着物を朝から着たせいか後でとても疲れましたが、楽しかったです。
    我ながらひどい演奏で、途中ににが笑いしながら弾いておりました。
    次回はもう少し納得の行く演奏ができるよう頑張りたいと思います。
    これからもよろしくお願いします。

  2. hozumi より:

    片山純子様>
    コメントありがとうございます。15日は本当にお疲れ様でした。
    「にが笑い」しながら演奏とのことでしたが、決してひどい演奏ではありませんでしたよ。皆さんしっかりと力強いバチさばきで、基本に忠実に構えられていたと思います。
    まだテキストの段階ですが、基本をマスターするという目標はしっかりと果たされていると思います。また、今後ともよろしくお願いいたします。

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