勘所(ポジション)の押さえ方

初心者の方は、勘所(棹のポジション)を押さえる際に、人差し指の先を使って押さえていると思います。
しかし、指先でポジションを押さえると、指の肉がクッションの働きをしてしまい、弦の振幅を妨げてしまいます。
勘所を爪で押さえると、弦の振幅が長時間続くため、余韻が伸び、冴えた音色を得ることができるのです。
さて、慣れないうちは、人差し指の爪の先に体重をのせるのが結構難しいものです。また、爪で弦を垂直に押さえようとしても、弦をとらえ損ねてしまうことがあります。
三味線の演奏家の指先を見せてもらうと分かりますが、左手の人差し指の爪に「糸道(いとみち)」という溝ができています。
この溝によって、弦を外さずに押さえ、弦の上での勘所の移動をスムーズに行うことができます。
なかなか爪で弦をうまく垂直に押さえることができない方は、この「糸道」を爪切りを使って作ってみてください。
爪切りの曲線を利用して、人差し指の爪の頭頂部にわずかなくぼみを作ります。
ただし、あまりこの溝が深すぎると、今度は弦がその溝に埋まってしまい、変な音になってしまいますのでご注意を。

YouTube動画でも三味線の演奏方法について解説しておりますので、合わせてご活用ください。

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