五線譜で三味線5 家路

今日は「家に帰りたくなる」一曲です。(大半の方は、ご自宅でご覧になっているとは思いますが・・・)
この曲もシ―ミ―シの本調子で演奏できると思います。
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この曲では、「付点四分音符+八分音符+二分音符」の組み合わせが何度も出てきます。リズム読みすると、「タッカターン」(口三味線ですと「チーンチチーン」)になりますが、あまり歯切れのよいリズムで弾くと、違う曲のように聞こえてしまいます。特に三味線の場合には、八分音符が短くなって鋭いリズムになりがちなので注意が必要です。
この曲の中では、少しテヌート気味に「タァララーン」という感じで演奏すると、曲の雰囲気が表現できると思います。
本調子で弾いてみると分かりますが、低い「ファ#」の音が頻繁に出てきます。このような時、「シ―ファ#―シ」の二上り調子の利用を検討してみてください。

五線譜での三味線演奏について、ご自宅で専門家のレッスンを受けられる「おうちで三味線」をご用意しております。

五線譜で三味線5 家路” に対して1件のコメントがあります。

  1. 松沢 康定 より:

    こんにちは。素朴な質問です。五線譜は全て文化譜に変えることができるのですか?
    三味線を勉強中です。(津軽三味線、江戸小唄、端唄)今手元に(株)ポニー変換尺があります。それでない音があります。苦戦で進みません。
    また♯や♭が多い譜面もあります。調子はすでに文化譜の譜面は本調子、二上がり、さんさ三下がりとあたりまえですが五線譜の曲をどのようにしてそれに決めるのでしょうか?
    お手数でも宜しくお願い致します。

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