【12/7新宿】長唄東音会

第250回長唄東音会
【日時】2013年12月7日(土) 開場12:30 開演13:00
-娘七種
-助六
-角兵衛獅子
◎創作長唄「月の宮」
-木賊狩
-猿廻し
◎紀文大尽
【会場】四谷区民ホール
   (新宿区内藤町87 TEL:03-3351-2118)
【料金】5,000円
   (全自由席)
◎今月の東音会では、2010年5月に東音創作会にて発表いたしました、創作長唄「月の宮」を再演させいただきます。この曲は、「今昔物語」や、僧・良寛の長歌にも歌われている「月の兎」という物語からの創作長唄です。
<物語のあらすじ>
天竺に兎・狐・猿の三匹の獣があって、共に菩薩の道に励んでいた。三匹の獣は、飢え痩せ衰えた老人を助けようと、猿は木の実、狐は魚をくわえ老人に与えた。一方、兎は何も食べ物を見つけることができない。覚悟を決めた兎は、わが身を火中に投じて、その身を老人に捧げた。その時老人は、御仏と転じ、兎の捨身の慈悲行を尊んで、兎の姿を月に写した。
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この内容を、あまりシリアスになりすぎないように注意しながら、従来の長唄の構成に従って作曲いたしました。是非とも、ご意見やご感想をお聞かせいただけましたら幸いです。
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また、長唄は「紀文大尽」を演奏させていただきます。紀州みかんと塩鮭の買い占めで財を成した初代紀文大尽こと紀伊国屋文左衛門と、放蕩の限りを尽くし本業を衰退させた二代目の物語です。曲後半では、同時期に材木商として一財を築いた奈良屋茂左衛門との、豪遊合戦の様子が描かれています。空想とも現実ともつかない、浮世離れした世界は、まるで喜劇を見ているようにさえ感じさせる名曲です。
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