【3/26上野】長唄二題の会

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長唄二題の会
<第八回>
【日時】2009年3月26日(木) 開場18:30 開演19:00
■「多摩川」
   唄 :杵屋正一郎 杵屋三七郎
  三味線:杵屋五助 東音穂積大志
■「五条橋」
   唄 :杵屋三七郎 杵屋正一郎
  三味線:東音阪本剛二郎 東音大木啓衣
【会場】お江戸上野広小路亭
   (台東区上野1-20-10 TEL:03-3833-1789)
【料金】2,000円
   (全席自由)
◎今月の「二題の会」では、「多摩川」の曲説明と演奏を行います。この曲は、明治41年に発表された、比較的新しい長唄になります。前半は、多摩川上流の轟々たる流れを叙した大薩摩に始まり、中盤では緩やかなその流れと沿岸の風光を唄い、後半は「布さらし唄」となっています。
後半の布さらし唄の部分では、「さらし合方」が聞かせどころとなっていますが、このモチーフとなっているのが、元禄期に深草検校の作と言われている「さらし」という地歌の中の旋律です。この「さらし」では、宇治川の「槙の島」の人々が麻布を水に晒す情景を描いています。そして、この地歌「さらし」の旋律が、当時の人気であったようで、長唄「越後獅子」ではほぼそのままの形で引用され、他にも「晒女」や、この「多摩川」に使われています。
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